29 お母さんの算数教室 3年生 6月の算数 計算の仕方を工夫しよう
計算の工夫・暗算
そろばんを習っている子どもが手早く答えをだすような速さを求める暗算ではありません。 機械的な作業になりがちな筆算に対して、数の仕組みを使って計算する方法を考えていきます。
100-79を、100-80=20、20+1=21のようにおよその数で計算してから調整する、或いは100-70=30 30-9=21と引く数を十のかたまりと1のかたまりに分解して引く方法が出てきます。
足し算でも39+48を、40+50=90 90-3とおよその数で計算してから調整、或いは30+40=70 9+8=17 70+17=87と、十のかたまりと一のかたまりに分けて計算する方法が出てきます
28 お母さんの算数教室 3年生 6月の算数 3.4桁の足し算.引き算
大きな数の足し算・引き算
3~4位数の加減法の筆算の仕方を,2~3位数の場合を基に類推しながら解いていきます。 足し算では繰り上がりの回数が3回にまで増えていきます。 引き算でも3回の繰り下がりが出てきます。また2年生で学習したおじいさんの繰り下がり(205-48のように十の位から繰り下がりができないため、百の位から十の位へ、それから一の位への繰り下がり)が1002-3のようにさらに広がります。 足し算も引き算も桁数が増えて作業が増えて大変ですが、慌てずゆっくり1つ1つの繰り上がりや繰り下がりを進めていけば答えにたどり着きます。2年生で勉強した繰り上がり、繰り下がりの手順を忠実にたどっていけば、どんなに桁数が増えても大丈夫です。やり方は同じなのですから。
このブログの算数進度は東京書籍の教科書に準じています。
27 お母さんの算数教室 3年生 5月の算数 割り算1その2
ここでは、いくつ分を求める割り算です。
全体の数÷1あたりの数=いくつ分:(包含除) です。
①1あたりの数を求める割り算、②いくつ分を求める割り算 この2種類が問題文を読みながら見分けられるといいですね。
12このあめを3人で等しく分けます。1人分はいくつ?
これは1あたりの数を求める割り算です
12 ÷ 3 = 4
あめの数(こ) 人の数(人) あめの数(こ)
12このあめを1人3個ずつ分けると、何人分になりますか?
これはいくつ分を求める割り算です。
12 ÷ 3 = 4
あめの数(こ) あめの数(こ) 人の数(人)
同じ12÷3=4でも、答えの単位は違います。
また、ここでは0÷5=0や8÷1=8という
0をわる割り算や 1でわる割り算も学びます。
26 お母さんの算数教室 3年生 5月の算数 割り算1その1
割り算1の1回目
割り算は分ける操作を意味しています
この操作の中で
全部の数(全体の数)
いくつに分けるか(いくつ分)
それぞれに分けられた数(1あたりの数)
の3つの要素が出てきます。
かけ算の意味が 1あたりの数×いくつ分=全体の数 であったことを思い出せば、割り算が表裏の関係であることがわかります。
この割り算には
① 全体の数÷いくつ分=1あたりの数:(等分除)
例)12このあめを 3人で分けたら 1人分はいくつ?
② 全体の数÷1あたりの数=いくつ分:(包含除)
例)12このあめを 1人3こずつに分けていったら 何人分?
と二種類があります。
こどもの理解は①が容易で①から習います。 図や具体物を使った操作で答えを出し、その後九九で答えが出せることを見つけていきます。 2年生のかけ算九九がしっかりしているとこの学習も大きな抵抗なく進めていけます。
25 お母さんの算数教室 3年生 5月の算数 長い長さのはかり方
長い長さのはかり方
ここでは、「きょり」と「道のり」の意味を学びます。
また、長い道のりや距離を表す単位「キロメートル(km)」を学び、Kmとmの換算ができるようにします。
なお、このサイトの学習配列は東京書籍の教科書に準じています。
24 お母さんの算数教室 3年生 4月の算数 時刻と時間の求め方
ここでは、
①ある時刻から一定時間後の時刻を求める
例: 8時40分から30分後の時刻
②2つの時刻の間の時間もとめる求める
例: 9時50分から10時10分までの時間
③ある時刻から一定時間前の時刻を求める
例: 11時10分の30分前の時刻
④時間と時間の和を求める
例: 40分と30分を合わせた時間
これらを文字盤や数直線を手がかりにして求めていきます。60進法の世界での加減です。
また、時間を表す単位「秒」が出てくるのもこの単元です。 1分=60秒の関係も学びます。
なお、このサイトの学習配列は東京書籍の教科書に準じています。
23 お母さんの算数教室 3年生 4月の算数 九九を見直そう
九九を見直そう
3年生最初の勉強は九九のおさらいとかけ算の活用です。
2年生で習った、乗数と積の関係(かける数が1増えると、答えはかけられる数だけ増える)や交換法則(かけられる数とかける数を入れ替えても答えはかわらない)等を再度確認します。 また、10以上のかけ算も分配法則を使うなどして、答えを求めます。 また、この「お母さんの算数教室」では、2年生のかけ算の中で扱いましたが、教科書では3年生のこの単元で0のかけ算gが出てきます。
「0にどんな数をかけても答えは0になること(0×8=0)、どんな数に0をかけても答えは0になること(6×0=0)」を確認します。