13 お母さんの算数教室 2年生 9月の算数 計算の工夫

計算の仕方を工夫

ここでは結合法則を使います。結合法則は項が3つ以上あるとき、どちらを先に計算しても答えはかわらないという法則です。(どちらを結合しても答えはかわらない)、 例、(5+2)+3=5+(2+3)、 (5×2)×3=5×(2×3)

結合法則は足し算とかけ算の場合に出てきます。引き算や割り算では結合法則は成立しません。ここでは足し算の結合法則をつかって計算の工夫をします。 また( )の中を1つの数とみて,式の意味を考え表現したり,場面を式に表したりするなど( )の用い方も学びます。

また簡単な暗算の仕方を理解するとして、たす数やたされる数、引く数や引かれる数を分解して計算することも出てきます。

足し算では 38+6を例とするなら

たされる数を分解して 38=30+8なので 30+(8+6)=30+14 

たす数を分解して 6=2+4なので (38+2)+4=40+4 と工夫して暗算で計算できることをめざします。

引き算でも  43-8=を例とすれば

引かれる数を分解して 43=30+13なので 30+(13-8)=30+5

引く数を分解して 8=3+5なので 43-3-5=40-5 と工夫して暗算をめざします。数を分解しながらより計算しやすい方法を見つける練習です。